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るやんの雄叫び

患者脳

今日は診察日でした。母親が同席しての診察で、本日のドクターとお会いするのは2度目だったようです。
とはいえ、覚えちゃいない。

で、しみじみ思ったのさ。『医者脳、患者脳』ってあるよ。

親に出したはがき(当然自分は覚えていない)を見たドクターが自分にそのはがきを見せながら言う。
「覚えていないの?自分の字ってわかるよね。怖くないの?なんで笑っているの?笑っていられるの?」
それは医者の考えかただよ。。。

怖いさ、そりゃぁ、怖いよ。自分の字だよ、自分が書いたんだろう、そのはがき。
でもさ、覚えてないものは覚えていないんだよ。
けどさ、そのはがきは動かぬ証拠。自分が書いて出したに違いないわけよ。
だったら、それを認めなくちゃやってらんないよ。

怖いよ~、おかしいよ~、変だよ~~ってビビッていたら病気は治るんか?
記憶は戻るんか?
声は出るようになるのか?

「怖がったりパニックになれば薬を出すとか出来るんですけどね」って言うなよ。
充分怖いんだよ。すげー、ビビッているさ。
でもさぁ、それをビビッていてもそこにそれがあるんだから、しょうがないじゃん。

そう思わないと、なにも出来ないんだよ。
そうやっていないと、どこにもいけないし、毎日を過ごせないんだよ。

記憶がないって、そう言うことなんだよ。少なくとも自分はそうやって毎日を過ごしているんだよ。。覚えていないけどさ。
患者の自分にはそうやって自分のおかれている状況を受け入れていかなくちゃ、ただパニックになって無意味に一日を過ごすことになってしまうんだよ。

こうやって自分のことがわかるのに、自分の日常がまったくわからない、だから病気なんだよ、治したいんだよ。しゃべれなくてよかったよ。泣き言なんて言いたくないんだからさ。
by lu_yan | 2005-09-13 18:39 | 健康
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ついに退職願を提出したぞ!9月末でこの職場ともおさらばじゃ!ってな感じのベンチャー勤務の負け犬。現在、荒らしがうざいのでTBはご遠慮願っております。ご容赦ください。

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