るやんの雄叫び

なんてこったい

通勤電車で見かけた、心温まるはずだったのに・・・。

都心をぐるぐると回り続ける某緑色の電車に杖を付いた年配の女性が乗ってきました。
おぼつかない足取りというほどではないにしても、朝から雨が降っているのでホームも車中の床も滑りやすくなっています。
その女性は杖を突きながら、ゆっくりゆっくり電車に乗ってきました。
自分も同じ駅から乗って、女性とは反対側の離れたところにたちました。
電車は混雑はしているものの、つり革や手すりにつかまれば何とかなりそうです。
ところが、その年配の女性に席を譲る方が現れました。
なにやら、熱心に席を譲ろうとしていますが、その杖を持つ女性は席に座ろうとしません。
やがて、二人が立った状態で席を譲り合っているうちに電車が動き出しました。
杖を持っている女性がよろめき、席を譲ろうとした方がその女性を支えようとしましたが、支えきれないようで、よろよろと席から2.3歩ほど離れました。





杖を持つ年配の女性に席を譲ろうとしたのはその女性よりもさらにご年配の、かなり線の細い女性だったのです。

なんという、、、、こと。
思わず、二人を支えようと数人の乗客が駆け寄りました。

大丈夫ですか?
えぇ、大丈夫です、大丈夫ですよ。

なんと、、、優しい気持ちの人たちだろうと、離れたところから見ていました。
駆け寄れるほど近くはなかったんですよね。自分。
ちょうどその時、二人を支えて怪我がないかを気にしている乗客の皆さんの脇をすっと通り抜ける男性がいました。
傘と荷物を持って汗をかきながら車中を移動していたようです。

お!

空いている席を見つけた自分の幸運を喜ぶかのようにいそいそと座る男性。

どすん。

その音に乗客の皆さんたちが振り返ります。
ほのぼのとした、心温まるような風景が一転、、人生の厳しさを垣間見るような寒々しい風景に変わりました。

おじさん、おじさん、その席は優先席やで!

乗客の皆さんの視線を気にせず、汗をぬぐう男性。
少し離れた手すりにしがみつく杖を持つ年配の女性が席を譲ろうとしていた年配の女性にしきりに謝っていました。

なってこったい・・・・・・

寒々とした気持ちで電車を降りたるやんであった。
[PR]
by lu_yan | 2004-10-13 12:46 | 会社
<< だからおなかが減るんだな けっこう! >>



ついに退職願を提出したぞ!9月末でこの職場ともおさらばじゃ!ってな感じのベンチャー勤務の負け犬。現在、荒らしがうざいのでTBはご遠慮願っております。ご容赦ください。
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30